吊りボルトの支持金具の種類 - 軽天大好きブログ

今回は天井下地を組む時の吊りボルトを吊るために使用するその場に適したボルト用支持金具の種類を紹介していきます。

インサート

インサートはコンクリートスラブに埋め込まれており内装の作業段階では上部スラブに穴の部分のみ露出していて実物を目にすることは少ないかもしれません。

色を分けて使用する業者がわかるように区別することができます。

上記のような形状のもので上部デッキプレートまたはスラブにドリルで穴を開けて専用の棒状の道具を使用して打ち込むと穴の中で広がってボルトを吊ることができるようになります。

こちらはインサートと違って後付けのものですので目にすることが多いと思います。

LGフックはC型鋼に引っ掛けて使用します。

掛けてボルトを締めてC型鋼にビス固定することによって取り付けられます。

つりっこシグマはC型鋼もH型鋼もどちらにも使用できます。

掛けてボルトを締め付けて取り付け完了です。

木用のLGフックは梁などにビス固定して使用します。

ボルトにナットを通してからLGフックにボルトを通し、ナットを締め付けて緩み留めを行って使用します。

こちらはクギ付きで木に打ち付けてからビス固定するタイプのものです。

先ほどの上記で紹介した木用LGフックと同様に緩みどめを行なって使用します。

上記の金具は梁などにビス固定してアンカーのように使用します。

今回紹介したボルトの支持金具はほんの一握りでメーカーによって形状も様々なものが存在していて調べれば調べるほど出てきます。

単品で購入し、使い勝手の良いものからコスパの良いものまで試してみないとわからないことが多くあります。

昔は、、、いや今でもボルトを直溶接して金具などを使用せずにボルトを取り付けざるを得ない場所も存在することかと思いますが、その場に適した方法でできるだけ丈夫な天井を作っていきましょう。

何かお気づきの点やアドバイスがございましたら、ぜひコメントやツイッターでお聞かせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。